コロナ禍、中国から日本へ一時帰国(無錫→成田)〘空港編〙
緊急帰国のため今回私が利用したのは、
10月23日から運行開始したばかりの
深圳航空、無錫—成田便。
無錫空港(苏南硕放国际机场)は、
蘇州から1時間もかからない好立地な空港です。
早朝静まり返った空港内。
在中16年の私も、
こんなに緊張したフライトは初めてかもしれません。
国際線乗り場。
念の為、
搭乗時間の3時間前に空港に来ましたが、
チェックインの時間は結局1時間半前くらいから始まりました。
すごい人です!
日本への留学生が80パーセント?!
うちの長男と同じような年齢の若い人と、
見送りのご両親の組み合わせが多かったです。
コロナに対して厳格な封じ込め政策を取っている中国に対して、じわじわと感染者が増えている日本へ子供を留学させるのは、
さぞかし心配であろうと保護者の皆様のお気持ち察します。
(ガンバレ!と心の中でお声がけ…)
チェックインを終え、
ここから私も1人で入場します。
まずは健康申报单のチェック。
(チェックインで並んでいる際、
QRコードをスキャンして登録するように言われました。
✳登録済完了画面をスクショします)
ここで登録内容が正しく入力されていれば、次に進みます。
顔写真をとり、QRコードスキャン。
防護服を着た係の方々は、とてもお優しく
なおかつお仕事はスムーズです。
本当にお疲れ様です!
m(_ _)m
ここからの入国手続きはいつもと変わりませんでした。
✳一つだけスムーズでなかったのは、
私は中国のグリーンカードを所持しているので、少し特殊かもしれないですが、出入国カードは記入する必要がないのに、
途中何度か、ビザがない!や
出国カード書きましたか?と英語で聞かれました。
(上海は外国人対応に慣れているので
いつもスムーズです(^_^;))
全ての手続きを終え、搭乗口へ。
いよいよ搭乗です。
続々とお若い方が乗り込んできます。
(ホントにこんなにオバチャンはいないです…)
ほぼ満席?
(中国行き航空便は乗車率を抑えてるように聞いていましたが、
中国発の便は満席でもokなんでしょうか?)
そろそろ時間です。
上海付近の茶色の海。
安定しました。
簡単な機内食と水は、
最初に前のポケットにセットされています。
私はナツメは苦手なので、その他をお持ち帰り。(丸パンと蒸しケーキ)
日本入国に必要な資料が配られます。
これはいつもの税関の申告書ですが、
その他2枚特別な申告書も配られました。
健康調査表
検疫所用入境人員通知
あれ?中国語版か。
念の為日本語版のもらおうかなと思ったのですが、窓際席だったし、まあいいかな...と
そのまま日本語で記入。
しかもこれまで
外国人入国カードw
私が中国人に見えたのかもですが、
不用、我是日本人~
と言ったのも聞こえてないのか?
お隣の男の子がしかと握って渡してくるので、
まあいいかな...←またもやw
と受け取り。
(こっそりカバンにしまいました…)
ササッと書き終えた私の隣で、
女友達に教えられながらカードに必死に書き込んでる男の子を見て、またもや
頑張れ!!
と心の中で応援するオバチャン…
↑(;ᴗ;)もはや親の気持ち
成田空港到着。
早速防護服を着る若い人数人。
ゴーグルをつける人もあり。
私も透明手袋を装着。
30人単位で移動していきます。
資料を手に、一人一人チェックが始まります。
日本語分かりますか?と、係の方が中国人乗客相手に質問していきます。
私の資料を係の方はサッと目を通して、
確認済の紙を渡しました。
顔認証で入国手続きし、
確認済の紙を渡してから窓口で入国スタンプを押してもらいます。
トランクは既にターンテーブルから下ろされていました。
生物探知犬ちゃんが荷物をチェックし、
いつものように税関を抜けると……
?!
出てしまいました……
Σ( ˙꒳˙ )!?
ニャンと、びっくりするくらい
個人に任せられてるんですね…
外国人や隔離ホテルまでの交通手段が
ないなどの場合、隔離ホテル行きバスなど
紹介されるようですが、
空港までの送迎付きホテルに宿泊するせいか
なんの指導もなし。
LINEのCOCOA感染者追跡システム
ダウンロードの催促や、連絡先電話番号の確認も特になし?
PCR検査もないですし、
こんなに水際対策が緩いと逆に不安になりました。
(ホテル業の方はさらに不安ではないでしょうか?)
中国入国の厳格さと、
かなり温度差があるように感じました。
〘空港→自宅移動編〙へ続く。